【来場を促す!】ライブ案内状の書き方|例文と書き方のポイントを目的別に紹介

音楽ライブイベントを楽しむ人々

ライブイベントの開催が決まったけれど「どうやってお客さんを誘おう?」と悩んでいませんか?SNSやLINEで気軽に告知するのもひとつの方法ですが、もう少し特別感を演出したいときに効果的なのが「案内状」です。案内状を使って丁寧に送ることで、イベントの魅力や主催者の想いがより伝わり、来場意欲を高めることができます。本記事では、「ライブ案内状」の書き方をシーン別にわかりやすく解説。必ず記載するべき基本情報や文体のコツ、実際に使える例文も紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

目次

ライブイベントの種類と案内状作成の基本ポイント

音楽ライブイベントの楽器

まずは、ライブイベントの主な種類を整理し、それぞれに共通して必要な「案内状の基本情報」を確認しておきましょう。案内状を作成する前にこのポイントを理解しておくことで、漏れなく、効果的な内容を構成できます。

主なライブイベントの種類

ライブ案内状を作成する際には、イベントのタイプに応じて文面やトーンを変えることが重要です。ここでは代表的なライブイベントを、プロ・アマチュア別に分類して紹介します。

プロによるライブイベント

・音楽ライブ
人気アーティストやバンドによる単独の演奏イベント。大規模ホールやライブハウスで開催されることが多く、チケット制が一般的です。
・音楽フェス(フェスティバル)
複数のアーティストが出演し、屋外や広い会場で行われる大規模イベント。ジャンルやテーマも多様で、さまざまな音楽スタイルを一度に楽しめるのが魅力です。
・コンサート
クラシック音楽を中心に構成された演奏会。オーケストラもしくはソロ演奏が主体で、音楽ホールなどの格式ある会場で行われることが多いです。
定期演奏会
吹奏楽団や交響楽団などが年に数回開催する定期公演。テーマ性のある演目で、地域住民や音楽愛好家に親しまれています。

アマチュアによるライブイベント

吹奏楽団・交響楽団
アマチュアの楽団は、学生から社会人まで幅広いメンバーで構成される非営利の音楽団体です。定期演奏会や地域イベントでの演奏を通じて、音楽の魅力を発信しています。
・音楽教室の発表会
教室に通う生徒が、日頃の練習の成果を披露するイベント。主に家族や知人を招いて行われます。
・学校のライブ(文化祭・軽音部など)
学生が主体となって演奏するライブ。文化祭や部活動の発表の一環として、校内外に向けて実施されます。
・プライベートライブ
学生や社会人が趣味で開催する小規模な演奏会。カフェや地域のイベントスペースなど、形式にとらわれず自由なスタイルで開催されます。

ライブ案内状に記載すべき基本情報【必須項目】

ライブ案内状に記載する情報のチェックリスト

どのジャンルのイベントでも「来場者が安心して参加できる案内状づくり」が大切です。以下、ライブ案内状に必ず記載すべき基本項目として忘れずにチェックしましょう。

プロ主催のライブイベントでは、チケット販売や告知は公式サイトやSNSを通じて行われることが多く、案内状が使われるケースは極めて稀です。一方で、アマチュア主催のライブや小規模イベントでは、関係者や知人に向けた案内状が効果的。この記事では、主にアマチュア向けの案内状作成について紹介します。

①イベント名
内容が一目で伝わる分かりやすい名称を記載しましょう(例:〇〇ライブ、〇〇発表会など)

②開催日・開場時間
日付と時間は明確に。タイムスケジュールがある場合は、あわせて掲載すると親切です。

③会場名・住所・アクセス情報
正式な会場名と住所、地図URLや最寄り駅など、会場までスムーズに到着できる情報を添えましょう。

④入場方法
「チケット制」「事前予約制」「入場無料」など、入場方法がわかるように案内しましょう。事前にチケットの購入や予約が必要な場合は、申し込み方法や期限の明記も忘れずに。

⑤お問い合わせ先
参加者からの問い合わせに対応できるよう、主催者の連絡先(電話・メール)を記載。イベントの最新情報や変更点を迅速に伝えるため、公式サイトやSNSの案内も有効です。

💡Pint!書き出しの挨拶で印象をアップ!

案内状の最初の言葉は?
案内状の冒頭は、読み手に好印象を与える大事なパートです。以下のような挨拶文を添えることで、丁寧さや感謝の気持ちが伝わります。

【フォーマルな挨拶の例】
・「春風が心地よい季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。日頃のご愛顧、心より感謝申し上げます。」
・「平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。」

【カジュアルな挨拶の例(私的イベント向け)】
・「〇〇バンドです!今年も春の風と一緒に、皆さんに音楽をお届けします!」
・「いつも応援ありがとうございます。久しぶりにライブを開催することになりました!」

シーン別|ライブ案内状の書き方

ライブの様子

ライブ案内状は、イベントの種類や目的に応じてトーンや構成を変えることで、より効果的に来場を促すことができます。ここでは、代表的なシーンごとに、案内状作成のポイントと例文を紹介します。実際の文面作成の参考にしてみてください。

【吹奏楽団・交響楽団主催|演奏会の場合】

案内状作成のポイント

演目や作曲家についての簡単な紹介を添えることで、音楽に詳しくない方にも興味を持ってもらいやすくなり、演奏会への期待感が高まります。また、定期演奏会では、これまでの活動実績や地域との関わりに触れることで、団体としての信頼感や親しみやすさも伝えられます。チケット制の場合は、購入方法や購入先の案内をわかりやすく明記し、参加者がスムーズに申し込みできるよう配慮しましょう。

ライブ名の例

・〇〇吹奏楽団 第〇回定期演奏会
・〇〇交響楽団 シーズンコンサート
・〇〇吹奏楽団 スプリングコンサート

例文:吹奏楽ライブ

〇〇吹奏楽団 第〇回定期演奏会のご案内

拝啓 新緑の候、皆さまにはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
このたび、〇〇吹奏楽団では第〇回定期演奏会を開催する運びとなりました。

今回の演奏会では、クラシックの名曲から現代作品まで幅広いプログラムをお届けします。団員一同、心を込めて練習に励んでまいりましたので、ぜひ会場でお楽しみください。

なお、本公演はチケット制となっております。以下のリンクよりご購入いただけますようお願い申し上げます。

【 チケットのご購入・詳細はこちら】
  ※チケット販売ページURLを挿入

■ 開催概要
・日時:令和〇年〇月〇日(〇)開場17:30 / 開演18:00
・会場:〇〇市民ホール(〇〇線「〇〇駅」より徒歩〇分)
・入場料:前売〇〇円/当日〇〇円(全席自由)

お問い合わせ:〇〇吹奏楽団事務局 〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
公式サイト:【URLを挿入】

皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

敬具

【音楽教室・スクール主催|発表会ライブの場合】

案内状作成のポイント

親しみやすく、温かみのあるトーンを心がけることが大切です。子どもや生徒の成長が伝わるよう、努力や達成感を感じさせるストーリー性のある表現を盛り込むと、読み手の共感を得やすくなります。また、入場無料や予約不要の場合は、その旨を明記することで、保護者や地域の方々にも、より気軽に足を運べる印象を与えられます。

ライブ名の例

・〇〇ピアノ教室 スプリングライブ
・第〇回 〇〇音楽教室 発表会ライブ
・〇〇ミュージックスクール 定期演奏会

例文:音楽教室ライブ

〇〇ピアノ教室 スプリングライブのご案内

春の訪れとともに、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
このたび、〇〇ピアノ教室ではスプリングライブを開催することとなりました。

生徒たちがこの数ヶ月間、一生懸命に練習してきた成果を発表する場です。
発表会に向けて新たに挑戦した曲や、苦手だった部分を克服した演奏など、どの生徒も成長を感じさせるパフォーマンスを披露する予定です。

どうぞご家族・ご友人と共に、温かい応援をいただけますようお願い申し上げます。

〈演奏プログラム・スケジュール〉
詳しい演目や出演者の順番は、以下のリンクよりご確認いただけます。
【URLを挿入】

■ 開催概要
日時:令和〇年〇月〇日(〇)開場14:00 / 開演14:30
会場:〇〇ホール(〇〇線「〇〇駅」〇番出口より徒歩〇分)
入場:無料・予約不要
お問い合わせ:〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇

※会場内でのフラッシュ撮影はご遠慮ください。

【学校主催|軽音部や文化祭でのライブの場合】

案内状作成のポイント

学校主催のライブは、学生たちの熱意や等身大の魅力が伝わるような、元気で親しみのある文体が適しています。イベントの雰囲気に合わせて、文面やデザインにも遊び心を取り入れましょう。また、学校ならではの注意点(上履きの持参、保護者入場制限など)がある場合は、分かりやすく丁寧に記載することも忘れずに。

ライブ名の例

・〇〇高校軽音部 定期ライブ 20XX
・新入生歓迎ライブ
・卒業記念ライブ ~響け、僕らの音~

例文:学校主催ライブ

〇〇高校軽音部 定期ライブ 20XX のお知らせ

こんにちは 〇〇高校軽音部です!
今年も、みなさまに日頃の練習の成果をお届けする「定期ライブ」の季節がやってきました。

新メンバーを加え、さらにパワーアップした私たちの音を、ぜひ会場で楽しんでください!
オリジナル楽曲から人気のカバー曲まで、バラエティ豊かな演奏でお迎えします。どなたでも入場可能・無料・予約不要ですので、気軽に遊びに来てください。

■ライブ詳細
・日時:令和〇年〇月〇日(〇)
・開場 18:00 / 開演 18:30
・会場:〇〇高校 体育館
(〇〇線「〇〇駅」〇番出口より徒歩〇分)
・入場料:無料(予約不要!)
・お問い合わせ:〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇

※会場は校内の体育館となりますので、スリッパなどの室内履きをご持参ください。

▼ 曲目・演奏内容はこちら
【リンクを挿入】

友達・ご家族・ご近所の方も大歓迎!ぜひ応援よろしくお願いします。

【個人・有志による主催|プライベートライブ・趣味演奏会の場合】

案内状作成のポイント

趣味仲間との演奏会や個人企画のライブなど、プライベートなライブイベントでは、リラックスした雰囲気や主催者の人柄が伝わる文章が効果的。少人数や身近な会場での開催が多いため、事前予約の有無、飲食の可否など、来場者が安心できる情報を丁寧に盛り込むことも大切です。

ライブ名の例

・カジュアルライブ at カフェバー 〇〇
・ちいさな音楽会 in カフェ〇〇
・〇〇バンドの アコースティックナイト

例文:プライベートライブ

アコースティックセッション in カフェ〇〇 開催のお知らせ

こんにちは!〇〇バンドです。
このたび、友人たちと一緒に小さなアコースティックライブを開催することになりました。

場所は、いつも打ち合わせや曲作りでお世話になっているカフェ〇〇。
落ち着いた空間で、コーヒーの香りとともに、私たちの音をゆったり味わっていただけたら嬉しいです。

この日のためだけにアレンジした曲や、思い出の曲のカバーなど、“今の自分たちらしさ”を詰め込んだセットリストをご用意しています。

誰かの一日が、少しでも穏やかになるような、そんな音楽の時間を一緒に過ごせたら幸せです。

■ イベント詳細
・日時:〇月〇日(〇) 開場 13:00 / 開演 13:30
・会場:カフェ〇〇(〇〇線「〇〇駅」徒歩〇分)
・チケット:1,500円(1ドリンク付き)
 ※小学生以下は無料(ドリンク別)
・お問い合わせ:〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇

▼ ご予約はこちらから
予約フォームURLを挿入

音楽好きな皆さんとお会いできるのを、楽しみにしています!

ライブ案内状の送り方

ライブのWEB案内状を送付する様子

ライブの案内状は「どう届けるか」もとても大切なポイント。伝えたい内容やイベントの雰囲気に合わせて、最適な送付方法を選びましょう。

案内状の種類(紙・メール・WEB招待状)

案内状の送り方には、大きく分けて以下の3つがあります。

・紙の案内状
手に取ったときの温かみがあり、特別感を演出できます。フォーマルなイベントへの案内に最適です。ただし、印刷や封入作業が必要なので、発送準備は早めに行いましょう。

・メール
迅速に送信できるため、大人数向けのライブイベントに便利です。また、返信や確認も容易で、時間的な制約が少なく、効率的に情報を届けることができます。

・WEB招待状
近年、WEB招待状が便利で人気を集めています。オンラインで簡単に作成・送信でき、出欠確認や参加者の管理も効率的に行えます。デザインも自由にカスタマイズでき、イベントの雰囲気に合わせた案内状を作成することができます。

💡Tips!ライブの案内状には「WEB招待状 Yobunara(ヨブナラ)」がとっても便利!

ヨブナラは、ライブイベントにぴったりのWEB招待状作成ツールです。

・簡単ステップでサクッと作成!
・出欠管理やリマインド連絡も効率よく対応!
・有料イベントの場合は事前決済が可能でスムーズに!

参加者はURLをクリックするだけで出欠を回答でき、主催者はリアルタイムで申込状況を確認できます。デザインも選べるので、ライブの雰囲気にぴったりの案内状が作成できます。
これから案内状を作る方は、ぜひチェックしてみてください!

送るタイミングはいつがベスト?

アマチュアのライブや発表会、学生主催のイベントなどでは、開催の1〜2ヶ月前を目安に送付するのが一般的です。家族や友人、地域の方々に早めに知らせることで、日程の調整や来場準備がしやすくなります。また、出演者が多い場合や、事前予約・申し込みが必要なイベントでは、より余裕を持って開催の2〜3ヶ月前に案内状を送りましょう。

チケット販売を行う場合のポイント

ライブチケット

ライブや音楽イベントでチケットを販売する際は「当日販売チケット」と「事前チケット」を使い分けるのがおすすめ。イベントの内容や規模、来場者層に合わせて、どちらか一方、あるいは両方を組み合わせて運用することで、スムーズな進行や混雑の回避、参加者の安心感につながります。

たとえば、小規模なイベントでは当日販売チケットだけでも十分対応できますが、混雑を避けたり、参加者数を事前に把握したりしたい場合には、事前チケットの導入が効果的です。

💡Tips!事前決済で入場も運営もスムーズに

イベント当日の混雑や現金のやりとりを減らしたい方には、WEB招待状 Yobunara(ヨブナラ)の「会費チケット販売(事前決済)」機能の活用がおすすめです!

ゲストは、出欠回答のタイミングで会費やチケット代を事前に支払うことができます。主催者は、無料や当日払いのチケット設定が可能で、集金状況をリアルタイムで確認可能。事前決済を導入すれば、当日の受付がスムーズになり、運営がさらに効率的になります。ぜひご活用ください。                            

会費チケット販売(事前決済)機能についてはこちら

ライブ案内状は「魅せ方」で集客が変わる。ツールを活用して手間なく効果的に!

WEB招待状 Yobunara(ヨブナラ)のサービスサイト

ライブや音楽イベントの案内状は、単なる連絡手段ではなく、来場者の心を動かす第一印象を与える大切なツールです。イベントの種類や目的に応じた文面や情報の工夫が、集客率を大きく左右します。ただし、すべてを手作業で準備するのは負担が大きく、時間と手間がかかります。そこで便利なのが、WEB招待状ツール「WEB招待状 Yobunara(ヨブナラ)」。以下の特徴を活用すれば、より効率的に魅力的な案内状が作成できます。

Ⅰ. 自由にカスタマイズ
画像やテキストの変更が自由にできるため、誰でも簡単にオリジナルの招待状を作成できます。

Ⅱ. 出欠管理が簡単
参加者にURLを送るだけで、出欠の回答が得られます。主催者はリアルタイムで出欠状況を把握でき、効率的な参加者管理が可能です。

Ⅲ. 事前決済機能で当日が楽に
クレジットカードで事前にチケット代を支払う機能を活用すれば、現金のやり取りや受付の手間が削減でき、スムーズにイベントを進行できます。

Ⅳ. SNSやメールで簡単に共有
作成した案内状は、SNSやメールで簡単にシェアできるので、手軽に広めることができます。

ヨブナラを活用して、もっと効率的に、そして魅力的なライブ案内状を作成しましょう!

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