今や、結婚式やパーティー、イベントの招待状もWEBで受け取る時代。しかし、WEB招待状は便利で手軽に参加の意思を伝えられる一方で、適切な返信方法がわからず迷ってしまう方も多いでしょう。本記事では、WEB招待状への返信に必要な基本的なマナーと、失礼なく返信するためのメッセージ例を詳しく解説します。これを読めば、もう返信に迷うことはありません。ぜひ参考にしてみてください。
WEB招待状はどう返信する?基本マナーを押さえよう
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返信のタイミングが重要
返信の時期
出席の場合
出席の意思を伝える際は、招待状を受け取った日または翌日には返信を済ませるよう心がけましょう。早めに返信することで、相手に安心感を与え、準備をスムーズに進めてもらうことができます。
欠席の場合
返信を期限内に行うことは必須です。ただし、あまりにも早すぎる返信は「最初から欠席のつもりだったのでは」と相手に誤解を与えてしまうことも。適切なタイミングを見計らい、招待状を受け取ってから1〜2週間程度を目安に返信するのが理想的です。このタイミングであれば、相手に配慮しつつも確実に返信できます。
返信の時間帯
WEB招待状はいつでも気軽に返信できるため、つい時間帯を意識せずに返信してしまいがちですが、相手に配慮した返信時間を守ることが大切です。早朝や深夜の送信は避け、ビジネスの場合は午前9時〜午後6時、友人の場合は遅くても午後9時までには返信しましょう。
返信マナーのコツ3つ!
返信マナーを守ることで、相手に対する敬意が伝わり、好印象を与えることができます。ここでは、WEB招待状に返信する際の基本的な3つのポイントを紹介します。
敬意を伝える
どんな形式の招待状でも、礼儀を尽くして感謝の気持ちを伝えることが重要です。「ご招待ありがとうございます」といったシンプルな一言でも、相手への敬意が伝わります。欠席の場合は「次回ご縁があれば参加したい」といった前向きなコメントを添えることで、丁寧な印象を与えられますよ。
トーンを調整する
招待状の相手やイベントに応じてトーンを調整しましょう。フォーマルな場合は丁寧な言葉を使い、カジュアルな場合は親しみやすい表現を心がけます。例えば、ビジネス関係の招待には「この度はご招待いただき、誠にありがとうございます。」といった正式な言葉が適切です。一方、友人のパーティーには「お招きいただきありがとう!」など、軽やかな表現でも問題ありません。状況に応じたトーン選びが、相手に心地よい印象を与えるポイントです。
誤字・脱字に注意
WEB招待状はLINEやメールで手軽に返信できる反面、誤字や脱字が発生しやすくなります。細かなミスは相手に不快感を与える可能性があるため、慎重な確認が必要です。返信前には必ず文章を見直し、誤字・脱字のないように整えましょう。
WEB招待状の返信メッセージ例文集
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WEB招待状に対する返信メッセージを、「ビジネス」と「プライベート」のスタイル別に、「参加」「欠席」「保留」に分けてご紹介します。
返信メッセージ例:ビジネスイベント・フォーマル
【参加】の場合
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇(自分の名前)です。
この度はご招待いただき、誠にありがとうございます。
貴重な機会を頂戴しましたこと、大変光栄に思っております。
〇月〇日のイベントには、ぜひ参加させていただきます。
当日は、貴社の新しい取り組みについて学ばせていただけることを楽しみにしております。
何卒よろしくお願い申し上げます。
【欠席】の場合
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇(自分の名前)です。
この度はご招待いただき、誠にありがとうございます。
せっかくお声がけいただいたにも関わらず、大変恐縮ではございますが、
今回は参加を見送らせていただきます。
次回ご縁がございました際には、ぜひ参加させていただければと存じます。
〇〇様のイベントが素晴らしいものとなりますよう心よりお祈り申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。
【保留】の場合
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇(自分の名前)です。
この度は〇〇イベントにご招待いただき、誠にありがとうございます。
参加の可否については、現在スケジュール調整中でございます。
決まり次第、速やかにご連絡いたしますので、恐れ入りますが少々お待ちいただけますでしょうか。〇〇月〇日までには必ずお返事いたします。
何卒よろしくお願い申し上げます。
返信メッセージ例:プライベートイベント・くだけた
【参加】の場合
こんにちは、〇〇(自分の名前)です。
〇〇(イベント名)にご招待いただき、ありがとう!
ぜひ参加させていただきます。
とても楽しみにしていますので、当日はどうぞよろしくお願いします!
【欠席】の場合
こんにちは!〇〇(自分の名前)です。
〇〇(イベント名)に招待してくれてありがとう!
残念だけどその日は別の予定が入っているため、参加できません。
次回はぜひ参加したいので、またお声がけいただけると嬉しいです。
楽しいイベントになることを願っています。また会えるのを楽しみにしてるね!
【保留】の場合
こんにちは!〇〇(自分の名前)です。
〇〇のイベントにお誘いいただき、ありがとう!
参加についてはまだ予定が決まっていないので、少しだけお待ちいただけると助かります。
決まり次第、すぐにお知らせするね。
よろしくお願いします。
まとめ
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カジュアルかつ簡単に返信できるWEB招待状も、紙の招待状と同様に、基本的な礼儀をもって感謝の気持ちをしっかり伝えることが重要です。適切なタイミングで、相手の立場やイベントの内容に配慮したトーンで返信することで、参加者と主催者の双方にとって素晴らしいイベントのスタートを切ることができます。本記事で紹介したメッセージ例を参考にし、心を込めて丁寧に返信することを心掛けましょう。
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